SF色々ありまして

今回は、少々長くなるかも?

 

私の最初のSFは萩尾望都さんの「スターレッド」。

あの頃は書店でも立ち読みができたので、

ちょっと気になったタイトルや表紙の本を読んでみて。

家でじっくり読みたいと思ったら、買う。

という事を繰り返していました。

「スターレッド」は絵とストーリーに惹かれて買いました。

続巻が出る度に買って、全3巻。

まだ子供だった私に強烈な印象を与えた作品でした。

あの頃は、まだ萩尾望都さんの事をよく知らなかったので、

純粋に作品に惹かれて買いました。

かなり後になって、萩尾望都さんが凄い漫画家だと知りました。

 

この頃のテレビアニメでSFと言えば「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」。

大体の話は見ていたと思います。

 

SF映画の「スターウォーズ」が大ブームになりましたね。

当時はまだ子供だったので映画館には行かなかったけれど、

タイトルと登場人物は、宣伝等で知っていました。

実際に見たのは、テレビでの放映で。

面白かったので、映画館で見たかったと思いました。

「帝国の逆襲」「ジェダイの帰還」もテレビで見ました。

でも、これで終わりじゃなかったんですね。

だいぶ後になって、前日譚等々が始まりました。

それらはまだ見ていません。

 

続いては佐々木淳子さんの「那由他」。

これも立ち読み後に買いました。

当時「超能力」という言葉に憧れがありました。

この作品も奥が深くて、素敵です。

この頃は佐々木淳子さんの作品を沢山読んでいました。

ダークグリーン」「ブレーメン5」も好きです。

 

超能力と言えば。

杉山志保子さんの「ばくの飼い方教えます」シリーズも好きでした。

超能力と日常生活との二足の草鞋。

仲間達とのやり取り。

ほんわかした部分と、シリアスな部分が混在していて面白かったです。

杉山志保子さんの他の作品も、好きです。

プテラノドン」とか。

 

この辺りからSF小説も読み始めました。

とは言っても、作品一つですが。

田中芳樹さんの「銀河英雄伝説」です。

ちなみに、私は「ヤン派」です。

面白くて、外伝共々買い揃えて、本が傷み始めるまで読み込みました。

学校へ通う鞄の中にどれか1冊が必ず入っていました。

有名所なので、あまり語らなくても良いとは思いますが、

私の考え方の奥底に「ヤン提督」が居るような気がします。

アニメ化され、そのビジュアルも大変素敵でした。

そう言えば、最近リメイクされましたね!

これは、一度見てみないと!

本は結婚時に持参しましたが、年を経て本の傷みが酷くなったので

泣く泣く一冊を除いて手放しました。

紙が変色したり、背表紙が破れたりしたので

ある意味仕方のない部分もありますが。

現在手元には、外伝2巻「ユリアンのイゼルローン日記」を残しています。

 

銀河英雄伝説」を読んでいた同時期にアニメもよく見ました。

エルガイム」「Zガンダム」等々。

SF・ロボットアニメの黄金期ともいえる時期。

学生だったこともあり、一番よく見ていた頃だったと思います。

ガンダム」は、「逆襲のシャア」までは追いかけていましたが、

その後のシリーズは、気に入ったら見る程度です。

 

その「エルガイム」で描かれた、色々なデザインに夢中になって。

デザインをした永野護さんの「ファイブスター物語」も

連載当時から、読んでいます。

当時は「毎月雑誌を買って→単行本を買って」でしたが

紙類がかなり嵩張るので、結婚後は単行本のみを買っています。

色々意表を突くデザインや、話の展開で未だに飽きません。

作者は「神話」だとおっしゃいますが、私にとっては「SF」です。

作者自ら映画まで作られるエネルギーは、スゴイとしか言えません。

作者がご健在の内に、どこまで進むのか?

これも楽しみの内になってきました。

ただ、読むのにかなりエネルギーを使います。

新刊を読み始めると、あっという間に1時間位過ぎてしまいます。

それだけ夢中になる、時間泥棒な作品です。

 

大好きな漫画家さんが居ます。

川原泉さんです。

この方の作品は悲喜こもごもですが、全て暖かい。

作品中に色々な職業や立場の人を描かれています。

そこも面白いし、楽しいし、勉強になります。

そんな方が描いたSFの「ブレーメンⅡ」。

前作品「アンドロイドはミスティー・ブルーの夢を見るか?」

の登場メンバーが新な旅立ちをする続編。

ハラハラドキドキワクワクとちょっとした涙が詰まっています。

でも、暖かいですよ!

 

本日は、ここまで!

今週のお題「SFといえば」