真珠以外に目を向けたら

真珠の事を色々語りました。

今度は、真珠以外について。

 

世界には五大宝石と称される宝石たちがあります。

〇ダイヤモンド

〇ルビー

サファイア

〇エメラルド

ここまでは、万国共通。

そして、最後の五番目には諸説ありまして。

〇真珠

〇アレキサンドライト

〇ヒスイ

オパール

この四種の宝石が五番目だと、目されております。

 

宝石の価値は

●希少さ

●美しさ

●頑丈さ

が揃っていて初めて高まります。

 

五番目候補達はそれぞれ価値をもっておりますが、

現在の時点で言えば、「アレキサンドライト」が一番条件に

合うのではないかと。

 理由は

 ●希少さ→現時点産出する大きさは1カラット以下がほとんど。

 ●美しさ→カラーチェンジする石の代表格。(光源による変化)

 ●頑丈さ→モース硬度8.5で丈夫。

 と、条件の全てを満たしているから。

 

ですが、私は真珠でも良いのでは、と思います。

●希少さ→中世~養殖技術ができるまでは天然モノしかなかった。

●美しさ→言わずもがな。あの柔らかい輝きは他にありません。

●頑丈さ→モース硬度3.5で傷つきやすいですが、手入れをきちんとすれば

     長持ちします。真珠を身に着けるような場で、

     真珠が傷がつく様な事は、普通、起こらないと思います。

 

ご参考までに。

モース硬度(宝石の固さを表すもの)順に並べると

固い←ダイヤモンド>ルビー=サファイア>アレキサンドライト>エメラルド

   >ヒスイ>オパール>真珠→柔らかい

 

ダイヤモンド・ルビー・サファイア・エメラルドは、知名度が圧倒的なので

大体の方が知っていると思います。

 

ダイヤモンドは、エンゲージリングでよく使われていますね。

「宝石の代表」と言っても良い宝石だと思います。

その輝きには皆が魅了されるでしょう。

ごく希産ですが色が付いたモノもあります。

 

ルビー・サファイア・エメラルドは、百貨店のアクセサリー売り場に

必ずありますね。また、ダイヤモンド・パールを含めて某ゲームの

副題にもなっているので、名前も老若男女に広く知られていると思います。

 

先ほどのモース硬度の順番で、ルビー=サファイアとなっています。

この二つは鉱物としては「コランダム」という名前で、

元々は無色透明の同じモノです。

それに不純物が混じる事によって、色が変わります。

赤は全てルビー。それ以外は、サファイアに。

その中に「ピンクサファイア」という宝石があります。

この宝石はルビーと同じ不純物を含んでいても、

赤が主体でないと「ルビー」とは認められません。

鑑定士の方が判断に困る色・成分の宝石も時折出てくるそうです。

 

エメラルドは、緑色の宝石の代表格です。

美しいのですが、内部にキズを含まない石は無いと言われています。

逆に、そのキズが天然の証とも言われています。

その為、オイルや樹脂で化学的処理をして耐久度を上げている事が

ほとんどです。

故に、キズが少ない石の価値はとても高くなります。

内部にキズがある為、衝撃に弱いので取り扱いにはご注意を!

 

本日は、ここまで。