手遊び今昔

久々に折り紙を折ってみました。

何てことはない、鶴の折り紙。

 

子供の頃は折り紙が好きで、ほぼ毎日のように折っていたと思います。

家に分厚い折り紙の本があって、それを見ながら

何やかや折っていました。

まだ子供だったので、絵が付いた解説も直ぐには理解できず

試行錯誤して。

「あ!こうするんだ!」

と分かった時の達成感は、とても気分のいいモノでした。

そして、完成した時も。

その時使っていた折り紙の本は、古くてほぼボロボロと言っても良い状態。

背表紙が半分破れていたり、途中のページが綺麗に外れていて

本を開いた拍子に落ちたページを何度も拾った事がありました。

…あの本、結局何処に行ったのだろう?

中学生までは見たような記憶があります。

 

子供が生まれて少し経った頃、折り紙の本を買いました。

幼稚園児が折れる位の簡単な程度の。

それから小学生になる頃にはもう少し難しいモノ。

私が見ていた折り紙の本とは違い、今時の折り紙の本は

カラフルで写真を多用しているので、眺めているだけで楽しくなりますね。

当の子供は紙飛行機に夢中で、紙飛行機ばかり作っていたので

あまり活用されたとは言えない状態でした。

勿論、基本の折り紙は教えましたが。

 

子供は、それよりもあやとりの方が気に入ったらしく、

二人あやとりがちゃんとできるようになったら、

今度は一人あやとりをするようになりました。

私が折り紙の本を見ながら、ひとつひとつできるようになったのと同じく。

子供はあやとりの本を見ながら、実際に試しながら、できるように

なっていきました。

そして、得意げに私に見せてくれました。

子供が指を動かす度に、あやとりの糸が作る形が変化して

それが初めから終わりへの一つの流れになっています。

よく頑張って覚えたと感心しました。

スピードアップして、チャカチャカ動くまだ小さな手が

とても可愛く思えました。

 

子供は、お正月に私の父に独楽回しを教えてもらってからは、

暫く独楽回しにハマっていた事もありました。

卓上等で手で回すのではなく、屋外で紐を巻いて回す「独楽回し」です。

小学生の頃だったのですが、一応回す事ができる様にはなりました。

ですが、もう何年も回していないので今はできるかは分かりません。

 

そういえば、子供はヨーヨーも好きでした。

これは私の母から。

最初は上手くできずに少々癇癪を起しましたが、間もなく出来るように

なったので、それ以降は繰り返し楽しんでいました。

 

先日、子供に「折り鶴まだ折れる?」と聞いたのですが。

「…本を見たら、多分折れる」との返事。

今度は「一人あやとりまだできる?」と聞いてみようかな?

 

本日は、ここまで!