キャンプの思い出

「キャンプ」とは。

自然を楽しみ、携帯コンロ等で食事を調理して、テントで寝る事。

そう定義すると、私のキャンプ体験はたったの一度です。

 

夫はアウトドア派で、会社員になってからは

バイクにテント&キャンプ用品を積んであちらこちらに行って

キャンプしていたキャンプのベテラン?です。

 

なので、結婚後の夏休み。

私にとっての初キャンプに行く事となりました。

場所は夫がお気に入りの「隠岐の島」。

夫は、キャンプ用品をバイクに積んで直行。

私は載せるスペースがないので、夫の予備である

自分用のヘルメットを持って、

在来線・新幹線・特急を乗り継いで、境港へ。

そこから、夫の次の船で隠岐の島へ。

日本海って、波が荒くて揺れますね。

船室に寝転んで揺れに耐えました。

内心「早く着いて~!」と叫んでいました。

フラフラと船を降りたら、夫が迎えに来てくれていました。

陸地についてからも、しばらく頭がクラクラしていたので、

落ち着いてから港を出発。

キャンプ地に荷物を降ろして迎えに来てくれたので、ここで初バイク二人乗り。

私がバイクの後ろに乗ったのは、幼稚園時に父方の田舎に行った時

父が運転するバイクの後ろに乗ったのが初めてで、これで二度目です。

夫のバイクの後ろには初めて乗りました。

カーブで体を倒すのが怖くて、背中にしがみついていました。

最初、倒れるのが怖くて抗っていたら。

「それじゃ、曲がれない」と注意されたので、頑張ってしがみつきました。

 

途中、お勧めの眺めのいい場所に連れて行ってもらって、

遠目に馬や風景を眺めてから着いたキャンプ地には、

夫のバイク&キャンプ仲間が数人。

夫を仲立ちに、早速紹介とご挨拶は大人のマナー。

皆様キャンプのプロでいらっしゃる。

初心者マークの私を優しく迎え入れてくださいました。

何をすれば良いかもわからないので、言われたことをお手伝い。

海の近くのキャンプ地なので、皆様水遊び。

夫は海水浴…離岸流に乗ってしまって、苦労して戻ってきました。

見てるこちらは「泳いでいるのに、岸から離れていく夫」を見ていて

気が気じゃなかったです!!

流石の夫でも、海から上がった時は疲れていました。

私は水着を持っていなかったので、水辺でチャプチャプ。

いや、海辺のキャンプ地なんて聞いてなかったし!

あまり泳げないので、海となると浮き輪必須ですし!

 

そんな中でのプロのお方々。

魚を捕って、捌く手並みの鮮やかさよ!

ただ、その熟練の技を見つめる事しかできませんでした。

迷いのない手さばきがあまりにも素早かったので、

見てるだけでは自分のモノにはできませんでした。

私が島に到着したのが午後だったので、

あっという間に夕食となりました。

夕食は夫が主になって作りまして、美味しく頂きました。

(キャンプ用コンロ等、初めて見聞きしました)

そして、初テント宿泊。

ちょっと床がゴツゴツしましたが、これもキャンプの醍醐味でしょう。

一人だったら心細かったかもしれませんが、

夫と一緒だったので、落ち着いて眠る事ができました。

キャンプ場の夜って、静かですね。

少し離れた波の音しか聞こえませんでした。

何の脈絡もなく「夜が深い」と思いました。

 

翌日。

朝食を食べて、テントを片付けて撤収準備。

夫の友人達にご挨拶をして、キャンプ地を去りました。

皆様はもう一泊か、午後に出発される予定でした。

今回は、夫と同じ船で境港に戻りました。

その船の中。

ヒラメのように船室の床にへばりついて、揺れに耐える私と、

その反対に全くへっちゃらで、船の中を自由に歩き回る夫。

夫の三半規管はどうなっているのだろうか?等々疑問がわきました。

話を聞くと、夫は船では滅多にに酔わないそうです。

私は、瀬戸内の釣舟でも酔う体質です…。

酔い止め、飲んだはずなのに。

 

そして、境港で行きと同じく別れて。

行きとは逆向きの車窓の風景を楽しんで、家に着いたら。

夫の方が先に家に帰り着いていました。

電車だと、ある意味遠回りしているので仕方がありません。

沢山初体験があって楽しかったです!

これにて初キャンプ終了!

 

ちなみに、次回はまだありません。

 

本日は、ここまで!

今週のお題今週のお題「キャンプ」